本日から、定例議会が開会しました。
この議会は、今任期の最後の議会となります。現在、柏市では中核市への移行を平成20年4月に実現することを目標に準備を進めており、今議会には、「中核市の指定の申し出」の議案やその中核市移行準備の経費が盛り込まれている「一般会計補正予算案」を含む15議案が上程されました。総括質問は7日から14日まで行われます。
私は中核市移行に賛成の立場を表明しております。その理由を以下に示しますと、中核市となることのメリットとしては、これまで県が行っていた事業のうち市民生活に身近な福祉や保健衛生、環境、都市計画等の事務権限が市に委譲されるため、柏市が自主的かつ主体的に判断して取り組める事業が拡大し、迅速できめ細やかな市民サービスが出来るようになることが期待されます。
これはまた、個性豊かな街づくりを進めることや柏市独自の効率的で質の高い行政を実現することにもつながると思います。例えば、これまで県が行っていた保健所業務を市が行えることから、健康に関する相談体制を充実させて一般的な問題だけでなく専門的事項まで取り扱えるように出来る可能性や、柏市の実情を踏まえて食品,医療行政,衛生関係などの業界団体を市が直接指導したり、産業廃棄物の規制取締りを行うことによって、市民生活環境をより良くできる可能性があります。
また、屋外看板の独自の規制によって地域特性を生かした街並みの形成を進めることなど、柏市の個性や特長をもっと生かせる街づくりも可能になると思います。教育面では、現在の公立学校教師のほとんどが県職員ですが、その教員に柏市が研修を行うことによって教員の資質を高めて、教育内容の充実を図るということも期待できます。
その一方で、中核市に移行することによって市の経費が増えるという負担もあります。特に、地方交付税制度での財源補填措置があるものの、柏市が交付団体となるか不交付団体になるかは現時点では推計が困難ですが、柏市では不交付団体になったとしても市税等で財源は確保できると見ています。
今後、行財政改革を一層進めて、財政の健全性を維持しながら質の高い行政サービスが提供できるように努力せねばならないと考えます。


