10月23、24日教育経済委員会の行政視察が行われ参加してきました。
1日目は、秋田市で商業の活性化について秋田市役所議会棟で説明を受けました。丁度「比内鶏」の偽装がニュースで流れたばかりで担当者の挨拶にも残念な思いが交えられていました。
秋田市の現状は大型SCやロードサイド店などの商業集積の増加、少子高齢化による消費者ニーズの変化など柏市も含め全国的な傾向に加え、人口減少による長期的なマーケットの縮小という問題があり厳しい状況となっていると言う。
そのような中で18年度末に策定された秋田氏商業振興ビジョンに基づき、商工団体の行う事業へのハード・ソフト面からの支援、中小企業の資金調達の円滑化、商店街の活性化事業に取り組むとともに19年度の重点事業として商店街ごとの自ら取り組む個別計画を策定することとしている。近年取り組んでいる特徴的な事業としては合併後の新市の産業振興を図るため、ハートぴあ秋田(産業フェア)として17年から毎年テーマを変えて40社程度出展され入場者10000人以上の事業を実施、企業の交流と連携、創業成長に役立てているとのことであった。
2日目は、仙台市を訪れ市民図書館(メディアテーク地上7階、地下駐車場)を視察しました。
仙台の図書館は市民図書館をはじめ各地区6分館、移動図書館で構成されている。市民図書館は仙台の中心地に立地しメディアテークというギャラリーと併設の複合施設の2・3Fに市民図書館が含まれている。ギャラリーと言うことで外観もガラス張りの凝ったデザインで内装はフロアごとに設計者が異なる。仕切りがほとんどなく部屋ではなく空間といった捉え方でとても洒落た造りになっていた。図書館のほかにギャラリー、映像・音楽関係のスタジオ、ショップ、カフェがあり、当日も子供ずれから学生、高齢者等多くの市民に利用され展示会も開催されていた。
図書館事業としては、障害者への郵送貸し出し、レファレンス、他分館との連携によるどこでも貸与・返却が可能、近隣13市町との相互利用、学校連携と積極的な活動を行っている。
特にブックトーク(学校授業での読み聞かせ)、図書館資料の学校への貸し出し、パッケージ貸し出し(小学校100冊、中学校50冊選書した朝読書用の本の貸し出し)など学校との連携に力を入れるとともに、「子供読書活動推進計画」H17年から22年まで15歳以下の一人当たりの貸し出し冊数に数値目標を設けて子供の自由かつ意欲的に読書に親しめる環境づくりに取り組んでいるとのことであった。今後の課題として、図書館として一般的な活動の充実に加えて指定管理者制度の導入、盗難や切り取り・書き込みなどの防止のマナーの向上、ビジネス支援などを上げていた。
柏市では、東口再開発D1地区の複合ビルに新中央図書館の建設地が決まり具体的な計画はこれからですが、市民の読書・学習意欲の向上と世代の交流・地域の活性化に繋がる素敵な図書館になるよう進めてもらいたいと思います。


